【世紀の大誤審】山本雄大が関西学生リーグで審判をやっていた時の話

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関西学生サッカー選手権大会公式プログラム サッカー

先日、大学時代のサッカー部の友人と飲んでいた時のこと

浦和レッズVS湘南ベルマーレの試合で起きた世紀の大誤審の話になりました。

湘南の杉岡選手が放ったミドルシュートがネットを揺らしたのにも関わらず、主審がノーゴール判定で試合続行させて伝説の試合の事です。

いやーそれにしてもあの判定はちょっとひどいよねー
あの審判って有名なの?

お前知らんの?あいつ俺らの大学の試合でもよう笛ふいとった奴やで

えっ!?マジで!?

なんとわたし自身、あの主審が笛を吹く試合でプレーをしていた事が判明!

山本雄大の経歴

画像引用:https://www5.targma.jp/j-ron/2020/02/05/post633/

調べてみると審判は山本雄大という人で、確かに我々と同じ世代で関西出身とありました。

wikiによると

  • 京都府立城陽高等学校時代には国体に出場
  • 高校卒業後は自衛隊に入隊
  • 自衛隊脱隊後の2007年にJFAレフェリーカレッジへ4期生として入学

とありありました。自衛隊を辞めた後に関西大学サッカーリーグで審判をやっていたということですね

さらに

JFAレフェリーカレッジでは、通常ならば2年目に1級の昇格審査を受けるところ、実力が認められて1年目で受験し見事合格。2009年からJ2で、2010年から最年少でJ1の主審を務めている、とのこと

すごいな!メチャメチャ優秀な審判だったんだな!

大学時代の山本主審の記憶

私自身大学時代の山本雄大主審の事は顔も名前も記憶がない

しかし、当時われわれの間でピッピと呼ばれている名物審判がいたことはよく覚えている。

なぜピッピと呼ばれていたかというと、単にすぐピッピピッピ笛吹くから笑

友人曰く、そのピッピが山本雄大だというのだ!

友人は、試合前に審判団を確認してピッピの名前があると、

マジかよ!?今日の主審山本かよ!?

という事で名前を覚えていたらしい。

実家に保存してあった、関西学生サッカー選手権大会の公式プログラムを確認してみた↓

関西学生サッカー選手権大会公式プログラム


結論から言うと、残念ながら山本雄大の名前を確認することはできませんでした。。

公式プログラムには、選手の名前は書いてあっても、さすがに審判までの名前は記録に残っていなかった。。

ちょっと話は脱線するが

久々に公式プログラムを見ていたらいろいろ面白いもののが見つかった。

関西学生サッカーリーグは1部から3部まであって、大会前に配布される公式プログラムに全選手の名前が載っている。

特に1部の強豪校は写真付きで名前が載っている。

伊野波 雅彦 阪南大学

阪南大学のページをみると入学したばかりの伊野波雅彦くんを発見。後の日本代表である

梁勇基 阪南大学

ベガルタのエース梁勇基選手。当時全然知らなかったけどみたらリャンヨンギは毎年プログラムに名前載ってましたね~

深谷友基 阪南大学

当時われわれ世代で一番有名だったのは深谷友基選手でしたかね?確かパープルサンガの指定強化選手だったような。卒業後トリニータと契約

江添建次郎 桃山学院大学

桃山学院大学から江添建次郎選手も。卒業後セレッソ大阪等で活躍

近藤岳登 びわこ大 1年

そしてやはり近藤岳人もびわこ成蹊スポーツ大学に名前載っていた↓

近藤岳登 びわこ大 得点王

しかも得点王だったんですね。7試合20ゴール

なぜ誤審は起こったか?

Jリーグジャッジリプレイの見解によると

杉岡選手のシュートが右ポストに当たったのは見えたものの、跳ね返ったボールが左サイドネットにタッチしてしたのはブラインドとなり見えなかったのではないかとのこと。

ちょうど山本主審のいる位置の前に浦和の選手が2人ほどいるのがわかりますね

ただコレ主審だけの責任じゃないですよね。

本来ならば副審もゴール判定をしなきゃならないのですが、なぜ副審もゴールインした事がわからなかったのか?

まず第一に、ボールが入ったのは副審から見て遠いサイドであった事

そしてもう一つの理由が、通常であればネットに入ったボールはその場に留まるか、ゴール奥へ入っていくものですが

この時は、なんとボールはGKの西川選手の位置まで跳ね返ってきたのです。

したがって経験上の考えから、ボールはネットに当たったのではなく、反対側のポストに当たったのだと勘違いをしてしまったのだそうです。

ボールが入ったのは、ちょうど主審から死角の位置だった
ボールが通常では考えられない動きをした

という偶然が重なったものによる誤審だったという訳です。

山本雄大の誤審後の処分

後に開かれた臨時の審判員会でJリーグは誤審である事を認め、山本主審には試合割り当て停止2週間再発防止の為のプログラムを受講するという処分が下されたようです。

日本サッカー協会 (JFA) は2019年5月20日に開いた臨時の審判委員会において、この判定を「誤審」と認めた上で山本とゴール側の副審(副審2)を務めていた川崎秋仁に「試合割り当て停止2週間」、もう一方の副審(副審1)を務めた中野卓および第4の審判員を務めた熊谷幸剛に「試合割り当て停止1週間」の処分をそれぞれ下すとともに、8月以降のJ1リーグ戦での追加副審(ゴール付近の判定を補助する副審)の導入を検討することとなった。今後、山本ら4人の審判員は再発防止のため協会の定めるプログラムを受講する。なお、山本自身は6月14日に行われた川崎 – 札幌戦で復帰している。

wikipediaより引用

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