ブラジルのバレンタインデーはいつ?恋人の日は何をする?

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バレンタインデーとは

国によっては聖バレンタインデーと呼ばれ、カップルや恋人たちの愛の結束を祝う特別な記念日です。

カードやチョコレートなどプレゼント交換をすることが一般的です。(また友人同士でお祝いをするうという国もあるようです)

本日は、ブラジルにもバレンタインデーはあるのか?いつなのか?

バレンタインデーの日にはどのようにして過ごすのか?について解説したいと思います。

ブラジルのバレンタインデーはいつ?

日本のバレンタインデーは2月14日ですが、ブラジルのバレンタインデーは6月12日です

ブラジルではバレンタインデーではなく恋人の日(Dia dos Namorados)と呼ばれています。

世界的に見てもバレンタインを6月12日に行うのはブラジルだけのようです。

恋人の日の起源

ポルトガルやアンゴラをはじめ、多くの国でバレンタインデーが2月14日に行われる中、なぜブラジルだけ6月12日なのか?

これは聖人のリスボンのアントニオ(Santo António)が没した日、6月13日は祝日として定められておりますが、その前日を記念日に制定したのです。

画像:wikipediaより引用

なぜそんな事になったのかというと

ブラジルでExposição Clíperという広告代理店の社長であったジョアン・ドリア(João Doria)さんの考案により始まりました。

ブラジルには6月には祝日がなく、ジョアン・ドリアさんこの期間の売上をいかに伸ばすかに悩んでおりました。

そこで海外のプレゼント交換を行う風習に目をつけて、サンパウロの企業達に紹介したのです。

ジョアン・ドリア氏
ジョアン・ドリア氏

バレンタインデーはブラジルでは聖人の祝日の前日の6月12日にやろうぜ!

名前は恋人の日にしようぜ!

と言って、1949年に「愛を証明するのはキスだけじゃない(não é só com beijos que se prova o amor)」というスローガンにしたキャンペーンを始めたのがきっかけになります。

キャンペーンは大成功し、この年Exposição Clíper社は年間広告大賞を受賞したそうです。

ちなみにこのジョアン・ドリアさんは経営者以外にも心理学者、弁護士、連邦代議士として幅広く活躍されたブラジルの著名人です。

恋人の日は何をする?

それでは恋人の日にブラジル人は何をするのか?

日本のように、特別な人に対してチョコレートを贈る!のような定番はなく

恋人たちは自由に過ごします。

ブラジルのサイトを参考にした、ブラジル人との恋人の日のオススメの過ごし方をいくつか紹介します。

家でまったりして過ごす

どこへも出かけずに1日を家の中でのんびりと過ごす事は全然ありです。

ただし通常通りに過ごすのではなく、いつもと違ったスペシャル感、非日常感を演出しなくてはなりません。

例えば恋人の好きな曲をチョイスした、音楽を用意するとか。ブラジル人は音楽好きです。

部屋の中に風船や花やキャンドルを飾り、デコレーションをしてみるとか。

庭やバルコニーなどいつもと違う場所にテーブルをセッティングするだけでも雰囲気を出す事ができるでしょう。

ベッドで朝食

特別な1日の始まりを演出するために、ベッドの上で朝食を食べて過ごすというのはどうでしょう?

ここでも風船やキャンドルを使ったデコレーションをしてあげるのが良いです。

ピクニックに出かける

もしも天気が良い日ならピクニックに出かけるのもオススメです。

行き先にはお気に入りの公園や、二人の思い出の場所などをチョイスしてあげましょう。

お出かけの際はバスケットを持っていくのをお忘れなく。

あなたのお気に入りのグッズをいっぱいに詰め込んでいきましょう。

詰め合わせを作る

2人のお気に入りのモノの詰め合わせを作るのはどうでしょう?

詰め合わせは、ビール、ワイン、お菓子、本なんでもいいです。

それらを2人でチョイスして、バスケットに入れてあげましょう。

ブラジル人は特別な贈り物などの時によくバスケットを利用します。

という訳で本日はブラジルのバレンタインデーである恋人の日についての解説でした。

ブラジル人のパートナーがいる方などの参考になれば幸いです。

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