都内総合商社に勤めるcamisa8です。
商社に就職してからというもの、私自身”英語”というものには相当な苦労を経験し、悩んできました。
未だに自身の課題でもあります。
本日は商社の仕事においての英語の重要性ついてのお話をしたいと思います。
商社の仕事に興味がある!という方の参考になればと思います。
こんな人の為の為の記事↓
・日々どれくらいの頻度で英語を使っているのか?
・どんな場面で使っているのか?
・どれくらいの英語力が求められるのか?
商社の仕事で英語を使う頻度
もちろん部署や担当によりますが、自分の例を言うと
私の所属している部署の国内商売と海外商売の比率は2:8くらいです。
私は国内の仕事と海外の仕事を半々くらいで担当していますが、海外オンリー、国内オンリーの人もいます。
メールのやりとり
仕事でのコミュニケーションの中心はメールです
そんな私は、一日に目を通す英文のメールは50通~100通くらいです。
もちろん全て私宛に来るメールではないので、私から返信を返すのは10通~30通くらいです。
電話やteamsでのやりとり
電話やteamsなどで英語を話す機会は週1回あるかないかくらい。
ただし担当しているプロジェクトなどにより、毎日英語で現地の人と会話をする時もあります
私は正直英語を話す事について消極的な方ですが、中には年柄年中ひたすら英語で謎の打ち合わせをしている人もいます。
商社のどんな場面で英語を使うか
業務上、どんな場面で英語を使うかについてです。
海外支社スタッフとのコミュニケーション
一番多いのは海外子会社の人と話すパターンです。
私の会社の場合、海外にいくつか拠点があり、その地でビジネスをする為に現地のスタッフがいろいろと手伝ってくれます。
という訳で、現地スタッフとは時にメール、時に電話で逐一コミュニケーションをとる必要があるのです。
海外のクライアントとコミュニケーション
現地スタッフを介さずに、直接海外のクライアントと会話するパターンもあります。
いわば身内なので気兼ねなくやり取りできますが、お客さん相手だとちょっと気を使いますね。
英文メールの最後にはよくregardと書きますが、私は過去に
お客さん相手の場合はbest regardとちゃんと書け!
と上司から怒られた経験があります。それも一つ一つ勉強です。。。
メールならまだしも、お客さんとの電話での会話は今でも緊張します。
あちらから「コイツちゃんと英語わかってんのか?」と思われないよう、いつも全身全霊を集中して会話しております笑
海外出張へ行く時
海外出張へ行った場合、当然全て英語での会話となります。
仕事においての会話のみならず、ホテルの予約や交通の手配までオールイングリッシュです。
しかし海外出張は楽しいです。個人的には
海外のお客さんが来日する時
稀にあります。
仕事の打ち合わせ後に、海外のお客様を接待でもてなしたり、日本の観光案内もする時もあります。
これも大事な商社の仕事です。
私はまだ1度しか経験した事ないですが。
商社ではどれくらいの英語力が求められるか
私の会社ではルールがあり
海外業務を担当するにはTOEICのスコアが730点以上なければなりません
730点以上ないと海外出張へ行くことはできません。
また若手社員向けに海外研修員制度というものがありますが、この制度の応募条件としてはTOEIC800点以上が必要となっています。
更に駐在員になる為にのラインはTOEIC850点以上です。
つまり海外の仕事に携わりたいのであれば、最低でもTOEIC700後半は必要という事です。
英語ができないと商社マンになれない?
そんな事はないです。
英語ができない商社マンも社内にいます。
私は会社の新卒採用の面接もしましたが、TOEIC500点~600点で内定をもらっている学生もたくさんいます。
商社と言えどもお客さんは海外だけではなく、国内にもおり
必ずしも英語は必須ではありません。
始めは英語ができなくてもいい
私はTOEIC700点というショボい成績で今の会社に中途入社しました。
ですが海外に行きたいという気持ちがあったので、がんばってTOEICのスコアを820点まで伸ばしました.。
その結果、少しずつ海外の仕事を任せて頂くようになりました。
このように、私の他にも会社に入ってから英語を身に着けた人はたくさんいます。
基本的に会社も英語力を伸ばす事を推奨しているので
例えば、社内でTOEICのIPテストを無料で受験できたり、英会話コースの受講料を補助してくれたりのサポートを行っていますので、商社において英語を学ぶチャンスはたくさんあると思います。
英語はできないよりはできた方がいい
必ずしも英語は必須ではありませんが、出来ないよりは出来た方が絶対にいいです。
私の会社は国内よりも海外の仕事の比率が高いので、つまり英語ができた方が担当させてもらえる仕事の幅が広くなるからです。
大きな声では言えませんがウチの会社で
国内の商売を担当しているover40の先輩方は、出世コースから外れ、行き場がなくダブついていると言う印象です。
ちなみにわが社では北米地区へ駐在に行くことが出世コースと言われています。
また新卒採用の面接を行った時の話ですが、人事から言われたチェックポイントの一つに
英語の耐性をみるというものがありました。
会社として、英語に対してアレルギーのない人を求めているという事ですね。
商社で仕事をする上で英語は必須ではありませんが、英語ができた方が間違いなく採用される確率も上がります。向
商社マンの英語についてのまとめ
商社マンにとっての英語についてまとめます。
・最低でもTOEC700後半くらいの英語力は欲しい
・英語ができなくても商社マンになれる
・会社に入ってからでも英語は身に着く
・ただ英語が出来た方が出世しやすいし、採用もされやすい
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