年に一度の会社の健康診断の結果が返ってきました。
あまりよろしくないですね。
健康状態は年々悪化してきております。
やはりもう若くありません。
しかしせっかくなんでブログを通して結果を分析し、改善活動に努めてみたいと思います。
基準値 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | |
【血液一般】 | A | A | A | |
白血球数 | 3100~8499 | 4810 | 3740 | 4060 |
赤血球数 | 420~570 | 530 | 506 | 522 |
ヘモグロビン | 13.1~16.3 | 15.5 | 14.4 | 14.6 |
ヘマトクリット | 40~50 | 44.7 | 43.7 | 44.3 |
【脂質】 | B | B | B | |
総コレステロール | 140~199 | 230 | 228 | 216 |
HDL コレステロール | 40~ | 75 | 78 | 71 |
LDL コレステロール | 60~119 | 133 | 131 | 124 |
中性脂肪 | 30~149 | 62 | 44 | 87 |
【肝機能】 | B | A | A | |
AST(GOT) | ~30 | 28 | 23 | 24 |
ALT(GPT) | ~30 | 32 | 22 | 27 |
y GT | ~50 | 52 | 30 | 50 |
【糖代謝】 | A | A | A | |
HbAlc(NGSP) | ~5.5 | 4.8 | 5.2 | 5.2 |
血糖 | ~99 | 87 | 82 | 88 |
【尿酸】 | B | A | A | |
尿酸 | 2.1~7.0 | 7.6 | 6.5 | 5.7 |
【肝機能】 | A | A | A | |
クレアチニン | ~100 | 0.86 | 0.81 | 0.82 |
eGFR | 60.0~ | 81.0 | 87.0 | |
【尿検査】 | A | A | A | |
尿蛋白 | (-) | (-) | (-) | (-) |
尿糖 | (-) | (-) | (-) | (-) |
【便検査】 | A | A | A | |
便潜血1日目 | (-) | (-) | (-) | (-) |
便潜血2日目 | (-) | (-) | (-) | (-) |
一個一個の項目が何を意味するのか?調べてみました。
白血球数
白血球は体内に入った細菌をやっつけてくれる頼もしいやつです。多すぎると白血病、細菌感染症などの疑いがあり。逆に少なすぎるとウィルス感染症、慢性肝炎が疑われます。基準値内なので問題なし。
赤血球
赤血球も体内の酸素を全身に送る役割をするいいやつです。低すぎると運動能力が低下し貧血を起こし、高すぎると血液が濃くなりすぎて血管が詰まってしまうそうです。これも基準値内なので問題なし。
ヘモグロビン
赤血球の中に含まれるたんぱく質で、コイツが実際に肺の酸素を全身に届けてくれます。基準値内なので問題なし。
ヘマトクリット
血液の中に含まれる赤血球の割合を示します。赤血球数があがれば、こちらも上がるということですね。基準値内なので問題なし。
総コレステロール
コレステロールは体内の脂肪の一種で血管を強化したり、ホルモンを作ったりするのである程度は必要だそうです。3年連続で基準値を超えています。しかも年々増えている。コレステロール値は高すぎると、動脈硬化を引き起こしたりします。これは看過できません!
HDLコレステロール
善玉コレステロールと呼ばれるやつです。コレステロールには善玉と悪玉があって、善玉は血液中にある悪玉を回収してくれます。なので総コレステロールが多少多くてもHDLの割合が多ければ動脈硬化を防げるそうです。40以上がよしとされるので、こちらは問題なし。
LDLコレステロール
悪玉コレステロールです。こいつが血管壁にへばりついて動脈硬化を引き起こす原因となります。脂質項目の中では一番重要な数値だそうです。一番重要な数値で3年連続基準値超え、しかも年々上がっています。私はメタボ体系でなく、どちらかと言えばやせ型ですが、実はコレステロール値が高いのです。
中性脂肪
体の中にある最も多い脂肪で、エネルギーとして活用されますが余ると皮下脂肪や内臓脂肪になるそうです。高すぎるとやっぱ動脈硬化を引き起こします。基準値内なので問題なし。
AST(GOT)
心臓、筋肉、肝臓に多く存在する酵素の値。高すぎると肝細胞が破壊されて血液に漏れてるんじゃねえ?と疑われます。肝臓病を予見する数値ということかな?基準値内なので問題なし。
ALT(GPT)
ほとんどが肝臓に存在する酸素の値。やっぱこれも高すぎだと肝臓病が疑われます。今年初めて基準値を超えてしまいました。ASTもALTも基準値を少し超えた程度でも、いろいろな病気が考えられるらしいので要注意です。
γ-GTP
肝臓を解毒してくれる酵素です。胆管やら十二指腸で異常があると、血液中に大量に放出されるので肝臓系の病気が疑われます。γ-GTPのみが基準値を上回っている場合、アルコールの飲みすぎが考えられるそうです。こちらも今回初めて基準値を上回ってしまいました。
HbA1c(NGSP)
ヘモグロビンとブドウ糖とが結合したもので、これを見れば1~2か月間の平均的な血糖の状態を推測することができるそうです。基準値以下なので問題なし。
血糖
血液中に含まれるブドウ糖の値です。ブドウ糖はエネルギーに変換されますが、数値が高すぎると適切に変換されてないことになります。糖尿病が疑われます。基準値以下なので問題なし。
尿酸
痛風の人がよく尿酸値がどうのこうの言ってるやつですね。尿酸とは、プリン体が分解された後の残りかすのようなものです。私の場合年々数値があがっており、今年初めて基準値超えしてしまいました。8.0mg/dl 以上だと痛風発作や腎臓病が起こりやすくなるそうです。尿酸値もやはり食べ過ぎ、飲み過ぎなどに起因するようです。
クレアチニン
筋肉に含まれるクレアチンが代謝されたあとの老廃物で、尿と共に排出されます。数値が高いと腎臓で処理しきれてない、つまり腎機能が低下していることを意味します。基準値内なので問題なし。
eGFR
クレアチニンより精度の高い腎臓機能の指標だそうです。クレアチニン値を性別や身長で補正して算出します。数値が低いと腎臓の機能が低下していることを意味します。基準値を上回っているので問題なし。
尿蛋白
排泄される尿の中のたんぱくの量です。健康な人の尿たんぱくの量は、1日に75~150mg程度だそうです。多いと腎臓から漏れてるんじゃねえか?って事になるようです。そういえば子供の時に尿からたんぱくが出ていると診断された事があり、半年間くらいクソまずい粉薬を飲まされていた時期がありました。が、今は陰性なので問題なし。
尿糖
尿の中に糖があるかないかです。あったら糖尿病です。陰性なので問題なし。
便潜
血便に血が混じっているかどうかの判定です。血が混じっていると大腸ポリープ、大腸がん、痔などの可能性があります。2日とも陰性なので問題なし。ってか実は2つとも同日に採取しました。
という訳で今回基準値を超えたのが20項目中5つもありました!
という訳で総じて、脂質、肝機能、尿酸に問題ありという事がわかりました。
原因は、まあ毎週末の晩酌ですね。おそらく。
酒を好きなだけ飲み、ジャンクなおつまみを大量に摂取しています。
まず食生活を見直すことから始めたいと思います。
・特に青魚にはEPAという「不飽和脂肪酸」は血液をサラサラにする成分が含まれいてる
・脂身と乳製品を控える
・野菜、海藻、魚類、大豆製品を多く摂る
・塩辛い食品を控えめに
・アルコールも控えめに
これだけ実践しとけば少しは改善するかな↑
また、コレステロール値を下げる手段として、運動もありますが、多分同年代の人たちよりは体を動かしてる方だと思ってるのでこれは今まで通りに。
来年の健康診断は是非A判定を!
コメント