女子プロサッカーリーグのWEリーグも始まり、ますます女子サッカー人気が高まってきました!
そんな中、自分の娘にもサッカーをやらせたい!と思う親御さんも増えてきていますね。
しかしながら女の子は男との子と比べて、あまり活発に外で遊ぶことが少ないので、難しいところ
女の子の子供に対して、どのようにすればサッカーに関心を持ってもらえるか?について
有名なサッカー選手達の体験談などを参考に紹介したいと思います。
・娘にサッカーをやらせたいと思っている人
・どうすればサッカーに興味を持ってくれるか知りたい人
子供にサッカーの興味を持ってもらう方法
大切なのはサッカー面白いもの、楽しいものと感じさせてあげる事です。
親にとって、子供にそう思ってもらえる為の環境づくりをしてあげる事が大切ですが、気を付けなくてはならない事は、決して無理強いをしない事。
洗脳したりせず、親の理想も押し付けず、ごく自然に、ナチュラルにサッカーに対しての興味を持ってもらうように仕向けてあげましょう。
それではサッカー対しての興味を促す具体的な方法を紹介します。
サッカーをして遊んであげる
親が子供とサッカーをして遊んであげる事が大事です。
幼稚園児くらいの年代の場合、初めはボール蹴りをしているものの、すぐに飽きて別の遊びをし始めちゃうなんて事はよくあります。
しかし例えボールを触っている時間が短時間であろうとも、子供はしっかりとサッカーの楽しさを認識しているのです。
キックが上手に出来た、ドリブルが上手に出来た時には、大げさに褒めてあげましょう
地道にサッカーの楽しさを刷り込ませてあげる事が大切です。
スタジアムへ連れていく
実際にスタジアムへ行き、生のサッカー観戦に触れさせてあげるのも良い方法です。
初めのうちは子供は試合の興味そっちのけかもしれませんが、小学生くらいの年齢になるとしっかりと試合を観るようになり、自然とサポーターと化すパターンが非常にがよくあります。
憧れの選手などが出てくれば、おのずと「自分も〇〇選手のようになりたい!」と言いだすようになってくるはずです。
ボールを与える
ボールを与えてあげるのは非常に効果的です。
ボールは外で使う用の普通のサッカーボールと、家の中で使う用のやわらかいサッカーボールの二つ用意してあげましょう。
常にボールに触れられる環境づくりをしてあげる事が大切です。
ちなみに久保建英くん家も、常に家に15個くらいのボールが転がっていたのだそうです。
女子サッカー選手がサッカーを始めたきっかけ
それではここからは、なでしこジャパンで活躍する女子サッカー選手たちが、実際にどのようにしてサッカーを始めたのか?そのきっかけについてまとめたので紹介します。
親の努力だけではなく、子供を取り巻く周りの環境も非常に重要になってきます。
サッカーを始めるきっかけが身近となるように配慮をしてあげましょう。
兄弟の影響
女の子がサッカーを始めるきっかけとして一番多いのがお兄さんの影響です。
長谷川唯選手は、地元の少年団でプレーしていたお兄さんの影響で6歳の時にサッカーを始めました。
澤穂希選手も、1つ上のお兄さんが部活動でサッカーの練習をしているのを見学に行ったのがきっかけで6歳頃からサッカーを始めました。
澤選手の幼少期についてはこの本に詳しく書かれております↓
猶本光選手、塩越柚歩選手、岩渕真奈選手がサッカーを始めたのもお兄さんの影響です。
(ちなみに岩渕真奈選手のお兄さんはプロの岩渕良太選手)
熊谷紗希選手もいつも一緒に遊んでいたお兄さんの影響でサッカーを始めましたが、ご両親ともにサッカー好きだったそうです。
姉妹の影響
また、お姉さんの影響でサッカーを始めるというパターンもあります。
川澄奈穂美選手は3つ上のお姉さんサッカーをやっており、幼稚園の頃にお姉さんが入っていた女子小学生チームの練習について行ったのがサッカーを始めたきっかけです。
清水梨紗選手は小さい頃はなんでもお姉ちゃんの真似をする子供で、2歳上のお姉さんがサッカーをやっているのをマネをして始めたのがきっかけです。
父親が遊んでくれた
続いては、父親がきっかけを与えてあげるというパターンです。
安藤梢選手にはお姉さんと弟がいらっしゃいますが、サッカーを始めたきっかけは父親の影響だったそうです。
3歳のときにお父さんとボールを蹴って遊んでもらったのがきっかけで、ボールを蹴る楽しさを覚えたとインタビューで語っています。
ちなみに安藤選手のお父さんは中・高・大とサッカーをプレーしていた根っからのサッカー人
宮間あや選手のパターンは少し変わっていて、なんとお父さんが自分で立ち上げたサッカーチームに入ったのがきっかけでサッカーを始めたのだそうです。
宮間選手のお父さんは名門習志野高校、国士舘大学卒業の元アマチュアサッカー選手
友達の影響
家族以外にも友人の影響でサッカーを始めたというパターンもあります。
丸山桂里奈選手がサッカーを始めたきっかけは、小学校6年生の時に好きな男子に誘われたから、だそうです。
ひょんなところから始めたサッカーでしたが、その後たまたま受けた読売メニーナの入団試験で、500人の中から10人の合格者に選ばれ、本格的にサッカーにのめり込んでいったのだとか。
鮫島彩選手は女子友達の誘いがきっかけで、サッカーを始めました。
鮫島選手が小学1年生のときに、6年生の先輩に安藤梢選手がおり、彼女や彼女の同級生からサッカーに誘われていたそうです。この時に入団したチームは鮫島選手のお父さんが代表を務めてた河内SCジュベニ―ル
まとめ
繰り返しになりますが、サッカーを始める3~7歳くらいの年代にとって大切な事は、まずはサッカーは面白いと感じさせる事です。
せっかくスクールに入れてあげても、厳しいコーチに怒られてばかりいたら、子供はサッカーを嫌いになってしまうかもしれません。
技術を伸ばす為、成長させる為の指導は、その後の年代からで良いと思っています。
また周りが男の子ばかりのチームにいたら、つまらなく感じる事もあるかもしれません。
娘さんが楽しく安心プレーできる環境を探してあげてください。
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