選手権常連校になりつつある埼玉県の強豪昌平高校
インターハイでも全国3位になったことがある屈指の名門校の下に、強豪街クラブがあるのをご存じでしょうか?
本日は昌平高校の下部組織的存在とも言える、LAVIDAについて詳しく解説していきます。
ラヴィーダとは?
埼玉県杉戸町を拠点とする県内強豪クラブの一つです。
一人一人が自ら考え、「自分のプレー」をする、チームの中で個性を出すことが出来る選手を育成すること、をコンセプトに2012年に設立されました。
近年高校選手権でもその名を轟かせている、埼玉県の強豪校である昌平高校の下部組織的な位置づけの街クラブです。
ラヴィーダというチーム名の由来は、推測ですが”LA VIDA”、スペイン語で人生とか生命みたいな意味です。
スタッフ
代表、監督、コーチ併せて10名のスタッフがおり、ほとんどが昌平高校サッカー部のOBです。
指導者の方々のそれぞれ素晴らしい選手キャリアをお持ちで、日本サッカー協会公認の指導者ライセンスも有しています。
さらには専門のフィジカルコーチも専属しており、Jの下部組織にも遜色ない充実した体制となっております。
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成績
2012年に設立されたばかりですが、毎年のようにカテゴリを上げており、7年目となった2019年には日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会において全国8強入りという快挙を成し遂げています。
そして関東ユースのサッカーリーグでは2020年に1部リーグに参入し、見事優勝しました。
練習場所
練習場所は主に昌平中学・高等学校グランドと宮代アリーナになります。
昌平中学・高校グランド
宮代アリーナ
カテゴリー
FCラヴィーダには小学校1年生から中学校3年生までの選手が所属しております。
いわゆる高校生以上のユースチームはなく、ジュニアユースがトップとなります。
カテゴリーでいうと”街クラブ”に属しますが、クラブチームとサッカースクールの二つの面があります。
クラブチームはセレクションによって加入することができます。
一方でスクールではレベルに関係なく誰でも加入する事ができ、他のチームと掛け持ちすることも可能です。
月謝/練習時間
各カテゴリーの練習時間や月謝を紹介します。
ベースアップスクール
練習時間 | 毎週月曜日
小学1・2年生 17時~18時 |
練習場所 | 昌平中学・高等学校グランド |
月謝 |
小学1~2年生 ¥5,400 |
スキルアップスクール
練習時間 | 毎週火曜日
小学4~6年生 17時~18時15分 |
練習場所 | 宮代アリーナ |
月謝 |
¥5,940 |
ストライカースクール
練習時間 | 毎週金曜日
小学4~6年生 18時30分~20時 |
練習場所 | 昌平中学・高等学校グランド |
月謝 |
¥5,940 |
ゴールキーパースクール
練習時間 | 毎週金曜日
小学4~6年生 18時30分~20時 |
練習場所 | 昌平中学・高等学校グランド |
月謝 |
¥5,940 |
セレクション
毎年7月~9月頃にJrユースとエリート軍のセレクションが行われます。
セレクションはだいたいが1次と2次に分けて行われることが多いです。
メニューは50m走などのフィジカルテストもありますが、1次2次ともにゲームが中心となります。
例
クウォーターコートでの8対8のボール回し
ハーフコートでGKを含めた9対9、10対10のゲーム など
村松監督のインタビューによると、選考のポイントは個性と雰囲気であると
「一つはその選手の個性と雰囲気ですかね。あまり悪い部分とかには目を向けないで、良いところの個性、何が得意なのかなというのを見ています。良くないところに関しても3年間で埋まるのか埋まらないのか考えたら埋まることの方が多いので、どちらかというと良い部分の個性と、その選手の雰囲気みたいなものから見出すことが多いです」
主な卒業生
2017年から5年連続でJリーガーを輩出しています。
特に2021年度卒業生では鹿島内定者2名を含む4人のJ内定者を出し話題となりました。
選手名 | 卒業年 | 入団チーム |
針谷岳晃 | 2017年 | ジュビロ磐田 |
松本泰志 | 2017年 | サンフレッチェ広島 |
佐相壱明 | 2018年 | 大宮アルディージャ |
原田虹輝 | 2019年 | 川崎フロンターレ |
鎌田大夢 | 2020年 | 福島ユナイテッド |
小見洋太 | 2021年 | アルビレックス新潟 |
小川優介 | 2021年 | 鹿島アントラーズ |
柴圭汰 | 2021年 | 福島ユナイテッド |
須藤直輝 | 2021年 | 鹿島アントラーズ |
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