先日YouTubeでたまたま見ていたサッカー動画で衝撃を受けた選手がいました。
マヒコ・ゴンサレス(Mágico González)というエルサルバドルの選手です。
こんな選手がいたとは!?
逆エラシコは圧巻です
彼のテクニックはあのマラドーナが真似をしてもできなかったとか?
一体どんな選手なのか?
調べてみたけどあまり情報がありません。
日本語のwikiでは70年~80年代に活躍したエルサルバドル人の選手であり、スペインのバリャドリード等でプレーしたことがあるくらいしかわかりませんでした。
そこでポルトガル語のwikiを見ると、もう少し詳しい情報が出たので少し調べてみました。
本名 | Jorge Alberto González Barillas |
生年月日 | 1958年3月13日 |
出身地 | サンサルバドル |
身長 | 174cm |
愛称 | 魔法使い、魔術師 |
ポジション | FW |
マヒコは本名ではなく愛称です。
”Magico”はスペイン語やポルトガル語で”魔法使い”の意味です。
彼の魔法のようなプレーからその名が付つたのでしょう。
クラブキャリア | ||
1975–1976 | ANTEL(エルサルバドル) | 不明(13) |
1975–1976 | Independiente Nacional(エルサルバドル) | 不明(7) |
1975–1976 | C.D. FAS(エルサルバドル) | 不明 |
1975–1976 | カディスCF(スペイン) | 75 (30) |
1985 | バリャドリード(スペイン) | 9 (2) |
1975–1976 | カディスCF(スペイン) | 126 (30) |
1975–1976 | C.D. FAS(エルサルバドル) | 不明(72) |
2002 | San Salvador(エルサルバドル) | 不明 |
代表歴 | ||
1976-1998 | エルサルバドル代表 | 62 (37) |
プロデビューしたのは1976年。その時17歳
母国のチームを3つ程渡り歩くと、アトレティコ・マドリードやパリSG等が獲得に乗り出した。
ヨーロッパへのチャレンジとして移籍しスペインのカディスでは70試合に出場し30ゴールの大活躍を見せたが、1983-84シーズンにチームの降格と共に退団を決意
その後は再びパリSGやフィオレンティーナも獲得を試みましたが、スペインに留まることを選択しバリャドリードへ移籍
しかしバリャドリードでは9試合2ゴールに止まり、Benito Joanet監督との確執によりチームを追い出されてしまう。
バリャドリード退団後再び古巣カディスへ復帰すると、ここが彼の全盛期と言われています。
5シーズンの間に119試合28ゴールという輝かしい成績を残した。
最初の移籍と併せると、カディスで残した成績は合計で194試合54ゴールにものぼる。
カディスを退団した後はイタリアのアタランタからオファーを受けましたが、祖国エルサルバドルへ帰国することを希望。
ヨーロッパへ移籍する前にプレーしていたC.D. FASというチームへ復帰。
C.D. FASで8年間プレーした後1999年に一度引退しますが、2002年にSan Salvadorで現役復帰し44歳までプレーを続けた。
San Salvadorというチームには彼の名前であるマヒコ・ゴンサレス・スタジアムというホームスタジアムがあるようで、このことからいかに彼が英雄的存在であったのかが伺えます。
エルサルバドル代表では1976年~1998年の間に62試合37ゴールを記録しており、これは同国歴代2位(日本のwikiでは48試合41ゴールとなっている)
1982年にはワールドカップスペイン大会にも出場しています。しかし当時優勝候補であったハンガリーに10-1でボコされます。
CONCACAFゴールドカップには3大会に渡って出場(85年、89年、96年)
CONCACAFゴールドカップとは、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会だそうです。
中でも96年には40歳で出場しています。
コメント
情報ありがとうございます。
YouTube動画「歴代トップ20ドリブラー」から来ました。
ユニの色からセレソンかと思ってましたがゴンザレスならスペイン系ですね。
まさかのエルサルバドルとは~
この人のドリブル突破力は凄い!!
こんな知名度無きドリブラーが他にどれだけいるのか知りたいものですね~
日本なら金田喜稔とかですね。
>バレージ様
コメントありがとうございます。今でこそ動画やらYouTubeやらがあって、世界中のいろんな技が見れますけど、この当時のテクニックは今の人が見ても素晴らしいですよね!